2010.02.08
はやいもので、新年を迎えてから一ヶ月が過ぎ、節分の豆まきも終わり皆様如何お過ごしでしょうか?
さて、今回は、妊娠と歯周病の関係についおてお話したいと思います。
当院でも、スタッフの一人が今月から産休に入り、春から目出たい話題で盛り上がっていますが、皆さんの中には今回のテーマの「妊娠と歯周病の関係」について一体どんな関係があるのかと不思議に感じている方も多いでしょう。
そこで、妊娠を経験された方はお気づきかと思いますが。妊娠中に歯茎が腫れたり、出血したりといった経験のある方がおいでだと思います。その原因は、女性ホルモンの生理学的変動が関係していると言われています。この女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンは、妊娠終期には月経時の10倍から30倍レベルに上昇しており、エストロゲンはある種の歯周病原菌の増殖を促進し、プロゲステロンは炎症性サイトカインやプロスタグランジンの様な起炎物質の産生を刺激し炎症反応を惹起させ、歯周炎の症状を増悪させます。そして更に問題になることは、歯周病の炎症の増悪により、これらの起炎物質が過剰に産生され、血中濃度が高まると子宮が収縮するため、胎児が充分に成長していない状態で出産することになってしまう事です。
重症な歯周病の妊婦は、早産になって低体重児を出産するリスクが7倍近く高まることが判っています。
これらのことから、お母さんになられる方は、お腹の中の赤ちゃんの健やかな成長のためにもお口の健康に充分留意されることをお勧めします。
さて、今回は、妊娠と歯周病の関係についおてお話したいと思います。
当院でも、スタッフの一人が今月から産休に入り、春から目出たい話題で盛り上がっていますが、皆さんの中には今回のテーマの「妊娠と歯周病の関係」について一体どんな関係があるのかと不思議に感じている方も多いでしょう。
そこで、妊娠を経験された方はお気づきかと思いますが。妊娠中に歯茎が腫れたり、出血したりといった経験のある方がおいでだと思います。その原因は、女性ホルモンの生理学的変動が関係していると言われています。この女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンは、妊娠終期には月経時の10倍から30倍レベルに上昇しており、エストロゲンはある種の歯周病原菌の増殖を促進し、プロゲステロンは炎症性サイトカインやプロスタグランジンの様な起炎物質の産生を刺激し炎症反応を惹起させ、歯周炎の症状を増悪させます。そして更に問題になることは、歯周病の炎症の増悪により、これらの起炎物質が過剰に産生され、血中濃度が高まると子宮が収縮するため、胎児が充分に成長していない状態で出産することになってしまう事です。
重症な歯周病の妊婦は、早産になって低体重児を出産するリスクが7倍近く高まることが判っています。
これらのことから、お母さんになられる方は、お腹の中の赤ちゃんの健やかな成長のためにもお口の健康に充分留意されることをお勧めします。
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2009.10.28
紅葉の綺麗な季節となりましたが、インフルエンザが流行しあちこちの学校の学級・学校閉鎖のニュースが聞かれ、寒さも増し、腰・膝・肩の痛みが気になる今日この頃ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?
さて今回は、骨粗鬆症と歯周病の関係についてお話ししたいと思います。
骨粗鬆症の人は、歯周病が進行しやすいといわれています。骨粗鬆症は、全身の骨密度が低下し、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気ですが、骨密度低下の影響が歯を支える歯槽骨にも関係すると考えられるからです。
女性ホルモンであるエストロゲンが欠乏すると、全身の骨密度の低下に伴って歯槽骨の骨密度が低下します。さらに、口腔内では各種の生理活性物質の産生が亢進され、歯周病の進行が加速する悪循環が起こります。
骨粗鬆症の発症率は閉経前後の50歳代から急激に増加しますが、この年代は、歯周病によって歯を失う人が急に多くなる年代でもあり、『閉経後の女性では高度の骨粗鬆症患者ほど早期に無歯顎(総入れ歯)になる。閉経後の女性の歯数と腰椎および撓骨(前腕の骨)の骨密度は関連性がある。』(愛知県歯科医師会)といった報告もあります。
従いまして閉経後の女性の場合は特に、骨粗鬆症と歯周病のリスクを減らすように骨を折る?必要があるのです。

さて今回は、骨粗鬆症と歯周病の関係についてお話ししたいと思います。
骨粗鬆症の人は、歯周病が進行しやすいといわれています。骨粗鬆症は、全身の骨密度が低下し、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気ですが、骨密度低下の影響が歯を支える歯槽骨にも関係すると考えられるからです。
女性ホルモンであるエストロゲンが欠乏すると、全身の骨密度の低下に伴って歯槽骨の骨密度が低下します。さらに、口腔内では各種の生理活性物質の産生が亢進され、歯周病の進行が加速する悪循環が起こります。
骨粗鬆症の発症率は閉経前後の50歳代から急激に増加しますが、この年代は、歯周病によって歯を失う人が急に多くなる年代でもあり、『閉経後の女性では高度の骨粗鬆症患者ほど早期に無歯顎(総入れ歯)になる。閉経後の女性の歯数と腰椎および撓骨(前腕の骨)の骨密度は関連性がある。』(愛知県歯科医師会)といった報告もあります。
従いまして閉経後の女性の場合は特に、骨粗鬆症と歯周病のリスクを減らすように骨を折る?必要があるのです。

2009.08.24
お盆休みも終わり、如何お過ごしでしょうか?
今回は、動脈硬化症と歯周病の関係についてお話したいと思います。
歯周病にかかっている人は動脈硬化症になる確率が高まることがわかっています。
歯周病菌が歯ぐきから血管に入って血管内壁(血管内皮細胞)に感染すると、歯周病菌が産生する内毒素やその刺激で産生される炎症性サイトカインが原因となって血栓を作り、動脈硬化を進行させる可能性があるからです。
そこで、最近の情報ですが、歯周病菌が血管内皮細胞に侵入するその瞬間の動画撮影に成功したというレポートです。
この報告は5月15日岡山で開催された第52回春季日本歯周病学会学術大会で発表されました。
内容は、豚の頸動脈からサンプリングした血管内皮細胞をシャーレ内で培養し、そこに歯周病関連の代表的細菌をまいてみたところ、その細菌が血管内皮細胞への侵入する瞬間の動画撮影に成功したというものです。
血管内皮細胞は、血液を介して様々な情報を感知するダイレクトインターフェースとして、体内環境のホメオスターシス(恒常性)の維持に関わっていることがわかってきています。
危険因子(リスクファクター)は元から絶たなきゃダメ!!!
定期的なチェックを受けて歯周病菌をきちんとコントロールすることで、歯周病菌の感染から血管内皮細胞を守りましょう。

今回は、動脈硬化症と歯周病の関係についてお話したいと思います。
歯周病にかかっている人は動脈硬化症になる確率が高まることがわかっています。
歯周病菌が歯ぐきから血管に入って血管内壁(血管内皮細胞)に感染すると、歯周病菌が産生する内毒素やその刺激で産生される炎症性サイトカインが原因となって血栓を作り、動脈硬化を進行させる可能性があるからです。
そこで、最近の情報ですが、歯周病菌が血管内皮細胞に侵入するその瞬間の動画撮影に成功したというレポートです。
この報告は5月15日岡山で開催された第52回春季日本歯周病学会学術大会で発表されました。
内容は、豚の頸動脈からサンプリングした血管内皮細胞をシャーレ内で培養し、そこに歯周病関連の代表的細菌をまいてみたところ、その細菌が血管内皮細胞への侵入する瞬間の動画撮影に成功したというものです。
血管内皮細胞は、血液を介して様々な情報を感知するダイレクトインターフェースとして、体内環境のホメオスターシス(恒常性)の維持に関わっていることがわかってきています。
危険因子(リスクファクター)は元から絶たなきゃダメ!!!
定期的なチェックを受けて歯周病菌をきちんとコントロールすることで、歯周病菌の感染から血管内皮細胞を守りましょう。

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2009.06.09
お待たせしました。
前回予告していました、私も含めて最近の深刻な問題となっていますメタボリックシンドロームと歯周病との関係についてお話したいと思います。
肥満と糖尿病がある人は。歯周病にもメタボリックシンドロームにもなりやすいことがわかっており、近年メタボリックシンドロームと歯周病との関係が指摘されるようになりました。メタボリックシンドロームと歯周病は肩を並べるようして同時進行し、様々な生活習慣病を引き起こします。
肥満と糖尿病は、メタボリックシンドロームと歯周病に共通する危険因子です。
従いまして「万病の元」といわれる肥満を解消することは、メタボリックシンドロームの予防や歯周病の予防につながります。
それでは、肥満を予防するにはどうすれば良いのでしょうか?
つい1週間程前にある講習会に参加してきたのですが、とても興味深い内容のお話でしたので二、三紹介してみたいと思います。
『日常食品の固さと肥満の関係』:日常生活の固さが増加するに従ってウエスト周囲径は減少した。
『食べる速さと肥満の関係』:日本人中年男女において、速く食べることは肥満を来す可能性が示唆された。
どうですか皆さん、耳の痛い話ですよね。
お互いにがんばりましょう!!
前回予告していました、私も含めて最近の深刻な問題となっていますメタボリックシンドロームと歯周病との関係についてお話したいと思います。
肥満と糖尿病がある人は。歯周病にもメタボリックシンドロームにもなりやすいことがわかっており、近年メタボリックシンドロームと歯周病との関係が指摘されるようになりました。メタボリックシンドロームと歯周病は肩を並べるようして同時進行し、様々な生活習慣病を引き起こします。
肥満と糖尿病は、メタボリックシンドロームと歯周病に共通する危険因子です。
従いまして「万病の元」といわれる肥満を解消することは、メタボリックシンドロームの予防や歯周病の予防につながります。
それでは、肥満を予防するにはどうすれば良いのでしょうか?
つい1週間程前にある講習会に参加してきたのですが、とても興味深い内容のお話でしたので二、三紹介してみたいと思います。
『日常食品の固さと肥満の関係』:日常生活の固さが増加するに従ってウエスト周囲径は減少した。
『食べる速さと肥満の関係』:日本人中年男女において、速く食べることは肥満を来す可能性が示唆された。
どうですか皆さん、耳の痛い話ですよね。
お互いにがんばりましょう!!
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2009.03.12
前回、「歯周病と生活習慣病の深い関係」についてお話させて頂き、その後我が家のトピックスで「初孫誕生」の記事を掲載し、しばらくお休みしていましたが、再度今回より、シリーズ再開をさせていただきます。
最近、糖尿病に関する話題をよく耳にしますが、自治医科大名誉教授 金澤康徳先生によると、糖尿病患者数は自動車の利用率の伸びと比較しても、もっと速いスピードで自動車を追い越して増加しているそうです。
歯周病は糖尿病の第6の合併症とも言われ、糖尿病と歯周病は互いに悪影響を及ぼし合うことが分かってきています。
糖尿病は、血糖値の高い状態が続いて全身の抵抗力が低下し細菌感染しやすくなるのが特徴なので、当然のことながら歯周病も進行しやすい体質になります。
また、歯周病になると歯周病菌の産生する内毒素が歯ぐきから血液中に入り、TNF-αなどの炎症性サイトカイン(体内の炎症反応を活性化させる生理的活性物質)が上昇し、これらの物質がインスリン(血糖値を下げるホルモン)に抑制的に作用するため糖尿病を悪化させてしまいます。
歯周病が糖尿病を招き、糖尿病がさらに歯周病を悪化させるいというまさに悪循環の関係です。
歯周病の治療を行なうと血糖コントロールが改善されることもわかってきています。海外の報告では、テキサス州のラックランド空軍基地ウイルフォード・ホール医療センターの歯周病科の責任者であるミーレイ先生らは、「糖尿病と歯周病は(ツウ・サイズ・オブ・コイン)表裏一体の関係にある。」と話されています。
以上のことから、歯周病はお口の中だけの問題として捉えるのではなく、お口の健康から全身の健康を守るという考え方に基づいたお口の健康のメインテナンスの重要性がご理解頂けたらと思います。
私どもは、これからも皆様の健康づくりのサポーターとしてお役に立っていきたいと思います。
次回は、歯周病とメタボリックシンドロームの関係についてお話したいと思います。


最近、糖尿病に関する話題をよく耳にしますが、自治医科大名誉教授 金澤康徳先生によると、糖尿病患者数は自動車の利用率の伸びと比較しても、もっと速いスピードで自動車を追い越して増加しているそうです。
歯周病は糖尿病の第6の合併症とも言われ、糖尿病と歯周病は互いに悪影響を及ぼし合うことが分かってきています。
糖尿病は、血糖値の高い状態が続いて全身の抵抗力が低下し細菌感染しやすくなるのが特徴なので、当然のことながら歯周病も進行しやすい体質になります。
また、歯周病になると歯周病菌の産生する内毒素が歯ぐきから血液中に入り、TNF-αなどの炎症性サイトカイン(体内の炎症反応を活性化させる生理的活性物質)が上昇し、これらの物質がインスリン(血糖値を下げるホルモン)に抑制的に作用するため糖尿病を悪化させてしまいます。
歯周病が糖尿病を招き、糖尿病がさらに歯周病を悪化させるいというまさに悪循環の関係です。
歯周病の治療を行なうと血糖コントロールが改善されることもわかってきています。海外の報告では、テキサス州のラックランド空軍基地ウイルフォード・ホール医療センターの歯周病科の責任者であるミーレイ先生らは、「糖尿病と歯周病は(ツウ・サイズ・オブ・コイン)表裏一体の関係にある。」と話されています。
以上のことから、歯周病はお口の中だけの問題として捉えるのではなく、お口の健康から全身の健康を守るという考え方に基づいたお口の健康のメインテナンスの重要性がご理解頂けたらと思います。
私どもは、これからも皆様の健康づくりのサポーターとしてお役に立っていきたいと思います。
次回は、歯周病とメタボリックシンドロームの関係についてお話したいと思います。


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2008.12.09
前回の院長コラムで、次回は歯周病と関係する全身疾患についてお話します・・となっておりましたが、予定を変更してお話させていただきます。
私事ではございますが、とてもうれしいことがありましたので、ご報告させていただきます。
この度
初孫が産まれました!
名前は“櫂(かい)”です。12月1日生まれ、身長48cm、体重2610gの元気な男の子です。
妻と息子の嫁以外は全て男という我が家ですが、家族みんなが病気や怪我なく、健康に過ごせることが1番ではないでしょうか。
函館も雪が降ったり、晴れたりと変わりやすい天候ですので、皆様も健康には十分注意してお過ごしください。
初孫の櫂くんです↓

私事ではございますが、とてもうれしいことがありましたので、ご報告させていただきます。
この度
初孫が産まれました!
名前は“櫂(かい)”です。12月1日生まれ、身長48cm、体重2610gの元気な男の子です。
妻と息子の嫁以外は全て男という我が家ですが、家族みんなが病気や怪我なく、健康に過ごせることが1番ではないでしょうか。
函館も雪が降ったり、晴れたりと変わりやすい天候ですので、皆様も健康には十分注意してお過ごしください。
初孫の櫂くんです↓

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2008.10.14
院長の福田です。だんだんと秋らしい気候となり、日も短くなってきました。
最近、とても興味ある雑誌と巡り会いました。それは、「栄養と料理」という月刊誌で、発行は女子栄養大学出版部TEL 03-3918-5411(営業)です。
何故興味があったかというと、この雑誌の10月号で「口からつくる健康ライフ」という特集を組んでいたからなんです。
それでは、今回から数回掛けてこの特集についてご紹介致しましょう。
第一回目 「歯周病と生活習慣病の深い関係」
35歳以上の人の約8割が罹っているといわれる歯周病は、口の中だけの病気と思われがちですが、実は全身の様々な病気とつながっています。
口の中の歯周病菌は生命力が強く歯茎の細い血管からも血液の中に入って、やがて全身へと広がります。因みに、歯周病が進行している方の歯と歯茎の間にある歯周ポケット内面(潰瘍面)の総面積は、タバコの箱や手のひらサイズの潰瘍の大きさになると言われています。そこが歯周病菌の全身への入り口になるとしたら恐いですね。
これまでお話してきた事から考えますと、歯周病菌が全身へと広がり、心筋梗塞を起こしたり、糖尿病を悪化させたり、骨粗鬆症や妊娠トラブルのリスクを高めたり、メタボリックシンドロームとの関連性や、生活習慣病の引き金になりうることも頷けますね。
「口の健康づくりは、全身の健康づくり」。まずはこの事実を正しく認識しましょう!
次回は、歯周病と関係する全身の疾患について、もう少し詳しくお話したいと思います。


最近、とても興味ある雑誌と巡り会いました。それは、「栄養と料理」という月刊誌で、発行は女子栄養大学出版部TEL 03-3918-5411(営業)です。
何故興味があったかというと、この雑誌の10月号で「口からつくる健康ライフ」という特集を組んでいたからなんです。
それでは、今回から数回掛けてこの特集についてご紹介致しましょう。
第一回目 「歯周病と生活習慣病の深い関係」
35歳以上の人の約8割が罹っているといわれる歯周病は、口の中だけの病気と思われがちですが、実は全身の様々な病気とつながっています。
口の中の歯周病菌は生命力が強く歯茎の細い血管からも血液の中に入って、やがて全身へと広がります。因みに、歯周病が進行している方の歯と歯茎の間にある歯周ポケット内面(潰瘍面)の総面積は、タバコの箱や手のひらサイズの潰瘍の大きさになると言われています。そこが歯周病菌の全身への入り口になるとしたら恐いですね。
これまでお話してきた事から考えますと、歯周病菌が全身へと広がり、心筋梗塞を起こしたり、糖尿病を悪化させたり、骨粗鬆症や妊娠トラブルのリスクを高めたり、メタボリックシンドロームとの関連性や、生活習慣病の引き金になりうることも頷けますね。
「口の健康づくりは、全身の健康づくり」。まずはこの事実を正しく認識しましょう!
次回は、歯周病と関係する全身の疾患について、もう少し詳しくお話したいと思います。



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2008.08.19
約2ヶ月ぶりの院長コラムとなりました。
前回は『虫歯の話』をしましたが、今回は「歯を失う二大原因」のもう一方である歯周病(歯槽膿漏)についてお話したいと思います。
歯周病には、35歳くらいから悪化し、慢性に進行する慢性歯周炎(成人型)と、進行の速い侵襲性歯周炎があります。侵襲性歯周炎には、発症が思春期前後(若年型)のものもあります。
歯を支える組織は、加齢とともになくなっていきます。健康な人なら、45歳くらいになっても組織は少しなくなるだけです。しかし同じ年齢でも、慢性歯周炎の人では歯周組織のなくなり方に、はっきりと違いが出ます。加えて、ヘビースモーカーや糖尿病の人は、一段と組織の破壊が進みます。
40歳の時点でも多くの人は、自覚するほどのひどい歯周病にはなっていないでしょう。その時点でリスクを診査して、セルフケアと定期的なメンテナンスは始めれば、歯周病で歯を失うということは本当に少なくなると思います。
「失ったものを補い、機能を回復する」のも医療の大切な分野ですが、失う原因が解明されつつある現在は、「健康な状態を維持し、機能を全うさせる」ことも、医療に求められる大切な役割と考えます。
そこで皆さん、歳をとったら入れ歯になるのが当たり前と考えてはいませんか。
でも、歳を取って手や足にシミやしわが増えて動きにも多少制限が現れたとしても、義手や義足になるわけではありません。
私たち歯科医師は歯や口腔機能に、生理的で自然な加齢(エイジング)をサポートしたいと考えています。多くの人が80歳になっても20本以上の歯を持ち、おいしく食べ、楽しくおしゃべりをして幸せな生活を送ることができるように支援していきたいと、「8020運動」を展開しています。
福田歯科医院でもお口の健康を維持し、機能を全うできるように、皆さんに情報と医療をお届けしています。
健康だからこそ、痛みがなくても、皆さんの健康を維持していくためにも歯科医院を上手く利用して頂きたいと考えております。

前回は『虫歯の話』をしましたが、今回は「歯を失う二大原因」のもう一方である歯周病(歯槽膿漏)についてお話したいと思います。
歯周病には、35歳くらいから悪化し、慢性に進行する慢性歯周炎(成人型)と、進行の速い侵襲性歯周炎があります。侵襲性歯周炎には、発症が思春期前後(若年型)のものもあります。
歯を支える組織は、加齢とともになくなっていきます。健康な人なら、45歳くらいになっても組織は少しなくなるだけです。しかし同じ年齢でも、慢性歯周炎の人では歯周組織のなくなり方に、はっきりと違いが出ます。加えて、ヘビースモーカーや糖尿病の人は、一段と組織の破壊が進みます。
40歳の時点でも多くの人は、自覚するほどのひどい歯周病にはなっていないでしょう。その時点でリスクを診査して、セルフケアと定期的なメンテナンスは始めれば、歯周病で歯を失うということは本当に少なくなると思います。
「失ったものを補い、機能を回復する」のも医療の大切な分野ですが、失う原因が解明されつつある現在は、「健康な状態を維持し、機能を全うさせる」ことも、医療に求められる大切な役割と考えます。
そこで皆さん、歳をとったら入れ歯になるのが当たり前と考えてはいませんか。
でも、歳を取って手や足にシミやしわが増えて動きにも多少制限が現れたとしても、義手や義足になるわけではありません。
私たち歯科医師は歯や口腔機能に、生理的で自然な加齢(エイジング)をサポートしたいと考えています。多くの人が80歳になっても20本以上の歯を持ち、おいしく食べ、楽しくおしゃべりをして幸せな生活を送ることができるように支援していきたいと、「8020運動」を展開しています。
福田歯科医院でもお口の健康を維持し、機能を全うできるように、皆さんに情報と医療をお届けしています。
健康だからこそ、痛みがなくても、皆さんの健康を維持していくためにも歯科医院を上手く利用して頂きたいと考えております。


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2008.06.25
久しぶりの院長コラムとなってしまいました。
さて、今回は口の重要な構成要素で機能を果たすには不可欠なパーツの歯と、それを支える歯周組織について2回に分けてお話してみたいと思います。
歯を失う二大原因は、虫歯と歯周病(歯槽膿漏)であることはみなさん既にご存知と思います。
そこで今回は、虫歯についての皆さんの認識を新たにして頂こうと一枚の図をもとに解説を加えたいと思います。

図は、飲食と歯の表面に付着している歯垢(プラーク)内のpH(酸の濃度)の変化を表しています。この図の下半分が酸性で歯の表面からミネラルが溶け出す(脱灰)の環境を意味し、飲食をすると虫歯菌が糖分を分解して酸を産生し、この状態が進行していきますが、しばらくすると今度は、唾液の中に溶け出たミネラルが歯の中に戻ってきて元の状態に戻ります。(再石灰化)。
酸性になった歯垢を中性に戻す唾液の作用を緩衝作用といい、虫歯の菌の量、砂糖の有無、唾液の量や能力、菌の耐酸性
など多くの要素が脱灰と再石灰化関わって、私たちの口の中ではこれらを繰り返しているわけです。
すなわち、飲食の度に虫歯になりかかったり元に戻ったり(自然治癒)しているのです。ですから、飲食の回数が多かったり、長時間のダラダラ食いは歯の脱灰時間を延長し、再石灰化時間を短縮させることで唾液による自然治癒力を阻害して歯の表面の崩壊が始まり、もう自然には治らない虫歯の穴が形成されてしまうのです。
これでお分かりのように、考えて食事をし、ちゃんとプラークコントロールをして、唾液の自然治癒能力を十分に活用(よく噛む)すれば、虫歯は本来まれな疾患なのかもしれませんね。
当院では唾液の緩衝作用や、虫歯の菌を調べる検査を取り入れています。
興味のある方や、もっと詳しくお知りになりたい方は、ぜひご連絡ください。
福田歯科電話番号 0138-26-8148

さて、今回は口の重要な構成要素で機能を果たすには不可欠なパーツの歯と、それを支える歯周組織について2回に分けてお話してみたいと思います。
歯を失う二大原因は、虫歯と歯周病(歯槽膿漏)であることはみなさん既にご存知と思います。
そこで今回は、虫歯についての皆さんの認識を新たにして頂こうと一枚の図をもとに解説を加えたいと思います。

図は、飲食と歯の表面に付着している歯垢(プラーク)内のpH(酸の濃度)の変化を表しています。この図の下半分が酸性で歯の表面からミネラルが溶け出す(脱灰)の環境を意味し、飲食をすると虫歯菌が糖分を分解して酸を産生し、この状態が進行していきますが、しばらくすると今度は、唾液の中に溶け出たミネラルが歯の中に戻ってきて元の状態に戻ります。(再石灰化)。
酸性になった歯垢を中性に戻す唾液の作用を緩衝作用といい、虫歯の菌の量、砂糖の有無、唾液の量や能力、菌の耐酸性
など多くの要素が脱灰と再石灰化関わって、私たちの口の中ではこれらを繰り返しているわけです。
すなわち、飲食の度に虫歯になりかかったり元に戻ったり(自然治癒)しているのです。ですから、飲食の回数が多かったり、長時間のダラダラ食いは歯の脱灰時間を延長し、再石灰化時間を短縮させることで唾液による自然治癒力を阻害して歯の表面の崩壊が始まり、もう自然には治らない虫歯の穴が形成されてしまうのです。
これでお分かりのように、考えて食事をし、ちゃんとプラークコントロールをして、唾液の自然治癒能力を十分に活用(よく噛む)すれば、虫歯は本来まれな疾患なのかもしれませんね。
当院では唾液の緩衝作用や、虫歯の菌を調べる検査を取り入れています。
興味のある方や、もっと詳しくお知りになりたい方は、ぜひご連絡ください。
福田歯科電話番号 0138-26-8148

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2008.04.24
4月20日(日)の北海道新聞の記事をご存知でした?
この調査は全国で兵庫県が一番始めに行ったもので、昨年北海道も、北海道国民健康保険団体連合会に北海道歯科医師会が調査協力して出た結果です。
「歯数が減ると…医療費アップ」は兵庫県と同様に北海道も同じ結果が出ています。
歯の数が少ない高齢者は、歯科以外の医療費が高い事が、北海道国民健康保険団体連合会の調査で分かった。歯と全身の健康の関係を、数字で裏付ける結果となった。
同連合会の調査は、満七十歳の国民健康保険加入者で、昨年五月に歯科を受診した患者が対象。患者の歯科以外の同月分レセプト(診療報酬明細書)十万三千四百十八件を分析した。それによると、二十本以上歯のある人の、歯科以外の医療費は二万二千六百六十円で、歯が減るに連れて医療費は増加。四本以下では三万五千九百三十円と約1.6倍も高かった。
疾患別では、高血圧などの循環器系が28.8%で最も多く、続いて関節障害などの筋骨格系13.2%。
がんや糖尿病、脳血管障害など生活習慣病に限っても、歯が二十本以上の二万七千七百三十円に対し、四本以下では約1.5倍の四万二千四百六十円だった。
また自分の歯が抜けたあと、入れ歯など人工物で治療を済ませている人だと、二万七千百二十円。治療していないと三万二百九十円になり、治療を済ませている人の医療費が少なかった。
調査結果について、分析を担当した北大病院歯科治療センターの兼平孝講師は「これほどの差がある事は意外。歯が多く残っていると食べる事に意欲的になるだけでなく、食べ物をしっかり噛み唾液とよく混ぜ合わせる事ができる。消化管で栄養が吸収されやすくなるので、全身の健康状態が良くなるのではないか」とみている。
この調査は全国で兵庫県が一番始めに行ったもので、昨年北海道も、北海道国民健康保険団体連合会に北海道歯科医師会が調査協力して出た結果です。
「歯数が減ると…医療費アップ」は兵庫県と同様に北海道も同じ結果が出ています。
歯の数が少ない高齢者は、歯科以外の医療費が高い事が、北海道国民健康保険団体連合会の調査で分かった。歯と全身の健康の関係を、数字で裏付ける結果となった。
同連合会の調査は、満七十歳の国民健康保険加入者で、昨年五月に歯科を受診した患者が対象。患者の歯科以外の同月分レセプト(診療報酬明細書)十万三千四百十八件を分析した。それによると、二十本以上歯のある人の、歯科以外の医療費は二万二千六百六十円で、歯が減るに連れて医療費は増加。四本以下では三万五千九百三十円と約1.6倍も高かった。
疾患別では、高血圧などの循環器系が28.8%で最も多く、続いて関節障害などの筋骨格系13.2%。
がんや糖尿病、脳血管障害など生活習慣病に限っても、歯が二十本以上の二万七千七百三十円に対し、四本以下では約1.5倍の四万二千四百六十円だった。
また自分の歯が抜けたあと、入れ歯など人工物で治療を済ませている人だと、二万七千百二十円。治療していないと三万二百九十円になり、治療を済ませている人の医療費が少なかった。
調査結果について、分析を担当した北大病院歯科治療センターの兼平孝講師は「これほどの差がある事は意外。歯が多く残っていると食べる事に意欲的になるだけでなく、食べ物をしっかり噛み唾液とよく混ぜ合わせる事ができる。消化管で栄養が吸収されやすくなるので、全身の健康状態が良くなるのではないか」とみている。
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